増加する肺NTM症に、画像・培養・薬剤感受性を踏まえた個別化治療で対応
呼吸器内科では、2026年8月より非結核性抗酸菌症(NTM)専門外来を開設いたしました。非結核性抗酸菌症は、結核菌とらい菌を除いた抗酸菌(200種類以上)による慢性呼吸器感染症です。土壌や水道水など身近な生活環境に常在する菌が原因であり、結核と異なりヒトからヒトへ感染することはありません。近年、中高年女性を中心に患者数が増加傾向にあり、日本における罹患率・死亡率は世界的にも高い水準にあります。
進行は緩やかなことが多い一方、治療には複数の抗菌薬を長期間(1年以上)併用する必要があり、副作用対策や薬剤耐性への配慮など専門的な知識・経験を要する疾患です。当外来では、胸部CT画像所見、喀痰培養検査、薬剤感受性検査、臨床経過を総合的に評価し、患者さん一人ひとりに適した治療方針をご提案しています。
当院には、日本結核・非結核性抗酸菌症学会の認定医3名に加え、抗酸菌症エキスパートの資格を持つ薬剤師・看護師も増員予定です。多職種が連携した体制で診療にあたっています。
対象疾患・対象となる患者さん
- 肺MAC症(Mycobacterium avium complex症)をはじめとする肺非結核性抗酸菌症
- 健診等で「非結核性抗酸菌症の疑い」を指摘された方
- すでに診断がついているが、治療導入のタイミングにお悩みの方
- 標準治療で効果が不十分な方、副作用により治療継続が困難な方
- マクロライド耐性など難治性の経過をたどっている方
- アミカシンリポソーム吸入用懸濁液(アリケイス)等、難治例向け治療の導入をご検討の方
診療の特色
個別化した薬物治療
胸部CT画像、喀痰抗酸菌検査、薬剤感受性検査等に基づき、患者さんごとの病型・重症度に応じた治療方針を立案します。
難治例・耐性例への対応
標準治療で効果不十分な難治性肺MAC症や、マクロライド耐性例に対する治療強化(吸入薬・注射薬の導入等)についてご相談いただけます。
呼吸器外科・関連診療科との連携
手術適応と判断される場合は呼吸器外科と協議の上治療に当たります。その他合併症に併せて関連診療科と連携して対応します。
呼吸器外科 教授 樋田 泰浩
呼吸器外科 助教 樽川 智人
呼吸器外科についてはこちら
また、抗菌薬は長期間の継続投与が必要となるため、多職種と連携した副作用モニタリング体制のもとで診療にあたります。
胸部CT画像、喀痰抗酸菌検査、薬剤感受性検査等に基づき、患者さんごとの病型・重症度に応じた治療方針を立案します。
難治例・耐性例への対応
標準治療で効果不十分な難治性肺MAC症や、マクロライド耐性例に対する治療強化(吸入薬・注射薬の導入等)についてご相談いただけます。
呼吸器外科・関連診療科との連携
手術適応と判断される場合は呼吸器外科と協議の上治療に当たります。その他合併症に併せて関連診療科と連携して対応します。
呼吸器外科 教授 樋田 泰浩
呼吸器外科 助教 樽川 智人
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また、抗菌薬は長期間の継続投与が必要となるため、多職種と連携した副作用モニタリング体制のもとで診療にあたります。
非結核性抗酸菌症(NTM)専門外来(呼吸器内科)
| 診療日時 | 第一火曜日 午後(完全予約制) |
| 担当医 | 吉田 隆純(日本結核・非結核性抗酸菌症学会 認定医) |
| 呼吸器内科についてはこちら | |
患者さんへのメッセージ
- 非結核性抗酸菌症かもしれないと指摘された
- 治療を始めるべきか悩んでいる
- 治療中だが、なかなか良くならない
このようなときに、当院のNTM専門外来が治療をサポートいたします。
受診をご希望の方はまずはかかりつけ医にご相談ください。紹介状を持参いただき、医療機関を通じてご予約いただけます。
医療関係者の方へ
| 紹介状の宛先 | 呼吸器内科 非結核性抗酸菌症(NTM)専門外来 |
| ご予約・お問い合わせ | 地域医療連携センター |
| FAX | 052-323-5726(専用) |
| TEL | 052-323-5918・5927(専用) |
| Eメール | hp2m-net@fujita-hu.ac.jp(地域医療連携センター専用) |
| ▶ 外来診療医師表はこちら(非結核性抗酸菌症(NTM)専門外来実施の時間帯を確認することができます。) |
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