安全管理部
部門紹介
藤田医科大学ばんたね病院では、平成20年度より安全管理室と感染対策室からなる安全管理部を設置し、医療安全への取り組みを続けております。副院長である安全管理部長の下、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師等多職種で、患者さんやご家族に優しい医療の実現を目指した取り組みを行っております。目標理念
安全管理部は、「我ら、弱き人々への無限の同情心をもて、片時も自己に驕ることなく医を行わん」の病院理念の実現のため、患者さんやご家族中心の安全安心な医療サービス提供体制の構築に取り組んでいます。患者さんだけではなく、病院の全職員が安心してその能力を十二分に発揮できるように努めています。
安全管理室
安全管理室の紹介
安全管理室は医療上のエラーの速やかな報告を受け、事故対応、その分析、解決策の立案を行ないます。エラーへの対応のみならず、病院職員の安全研修を促進することも大きな役割です。
安全管理室の構成
目標理念
当院は、全ての患者さんにとって、良質で安全な医療が提供できるよう心がけております。そのためには、多職種間のチームワークのもとに診療を行うことが必要ですが、治療される側もする側も「ひと」であり、全てにわたり完璧というわけにはいきません。
医療事故はあってはならない事ですが、完全になくす事も困難であります。そのため、安全管理室では、個人とチーム全体でのチェック機能を高めることを目標の一つとして活動しております。また、不幸にして医療事故が発生した場合は、職員個人の責任を追求する目的でなく、正確な情報収集、適正な分析から対策を講じて病院組織として再発を防止することに務めています。
感染対策室
感染対策室の紹介
感染対策室は病院内で起こりうる感染のリスクから患者さんやそのご家族、病院職員を含めた病院に出入りする全ての人を守るために、中央部門として監視や指導、教育を担っています。マニュアルに基づいた感染対策、手指衛生の励行、抗菌薬適正使用支援や各種サーベイランスをおこない、エビデンスに裏打ちされた対策を実施出来るよう心掛けています。また、周辺の医療関連施設とも連携し、指導的立場で地域の感染対策にも取り組んでいます。
感染対策室の構成
感染対策室は、医療安全担当副院長を責任者として、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、事務職員で構成されています。
目標理念
標準予防策の徹底など医療関連感染対策の基本に従い、職員の意識向上、知識の習得、具体的な方策を提案し実施することにより、感染リスクの少ない病院環境を整備し、周辺の医療関連施設との連携を深め、地域全体で安全で安心できる医療を提供することを目的としています。また、医療関連感染対策は病院職員のみに留まらず、日常から必要な対策であることを患者さんやご家族および面会者に理解・協力していただけるよう、指導や啓発活動の継続に努めています。