脊椎変性疾患・外傷などの治療と手術に特化
高齢化社会に伴い平均寿命とともに健康寿命の延伸が注目されています。
健康寿命低下要因として筋骨格系疾患が最も多いことから、2007年よりロコモティブシンドロームが提唱されました。
ロコモティブシンドロームには、骨粗鬆症関連骨折(脊椎椎体骨折が最多)や腰部脊柱管狭窄症による神経障害など、脊椎関連疾患が多く含まれます。
当院ではこのような疾患を中心に幅広い病状に対して、治療優先度や合併症予防に重点を置き、
高齢者に対してもより安全な治療を提供できるよう心がけています。
対象疾患
脊柱管狭窄症、脊椎椎体骨折、脊椎靭帯骨化症、脊柱変形、椎間板ヘルニアなど
治療アプローチ
手術ナビゲーション、脊髄神経モニタリング、手術用顕微鏡、X線透視など駆使して安全かつ低侵襲な手術治療を提供します。
低侵襲除圧術
高性能顕微鏡と電動ハイスピードドリルを使用してごく少量の出血で神経除圧を施行します。
椎体形成術
脊椎椎体骨折による圧潰椎体に人工骨や骨セメントを充填、場合により脊椎インプラント併用して治療します。
前方・側方・後方椎体間固定術
各疾患の病態に関与する椎間板は、現在有効な薬剤が存在しません。
当院は各個人に最も適切なアプローチを選択して、外科的治療を行います。